全日本ジムカーナ2026のクラスとランキングを読む|PE1からBC3まで
公式が示すクラス構成
JAFのシリーズ紹介では、全日本ジムカーナ選手権の主力車両をスピードSC車両、B車両、PN車両と説明し、改造範囲のほか排気量、駆動方式、JAF公認・登録年などによってPE1からBC3までにクラス分けするとしている。ポイント一覧のタブはPE1、PE2、PNAT、PN1、PN2、PN3、PN4、PN5、BC1、BC2、BC3である。
PE1、PE2には電気式パーキングブレーキ(EPB)が装着された車両、PNATには2ペダルのAT車両で出場できるという公式説明もある。名称だけで車種や改造内容を推測せず、車両規則と各大会の特別規則、正式リザルトを確認したい。
PE1のランキングから見えるポイントの積み上げ
記事公開時点の公式PE1表では、野島俊哉が第1〜5戦を各20点、合計100点。蛯原輝彦は47点、大橋政人は46点、折茂紀彦は42点、鈴木昭仁は37点と表示される。第6〜8戦の欄には空欄が残る表示であり、空欄の意味を本稿では推測しない。
順位別得点は1位20点、2位15点、3位12点、4位10点、5位8点、6位6点、7位4点、8位3点、9位2点、10位1点。したがってランキングを読む際は、合計点だけでなく、どの大会の列に得点があるかを確認することが有効だ。
訂正公示も公式情報の一部
第1戦P・AE1クラスについて、JAFは最低重量に関する統一規則違反を理由とする失格および得点剥奪、結果・得点の訂正を公示した。公式記事は訂正後の上位5名を掲載している。年間戦線を正確に追うには、結果ページだけでなく、こうした訂正公示も照合対象に含める必要がある。
ジムカーナのクラス体系は、ダートトライアルと比べてPN系の細分化が進んでいる。PN1からPN5まで5段階に分かれ、さらにPE1・PE2(EPB装着車)、PNAT(2ペダルAT車)という装備・操作系による区分が加わる。市販車の装備進化がそのままクラス構成に反映されている構造だ。
BC1からBC3はB車両・SC車両の枠であり、改造範囲が広い。同じ会場で走っていても、PN系とBC系では車両の性格がまるで違う。観戦の際は、目の前の1台がどのクラスなのかを確認するところから始めたい。それが分かって初めて、そのタイムが速いのか遅いのかを判断できる。
情報源
本稿のクラス構成と得点制度は、JAFモータースポーツが公開する2026年統一規則およびシリーズ紹介ページに基づく。PE1のポイントは同サイトのポイント一覧で2026年7月26日時点に表示されていた値、第1戦P・AE1クラスの扱いはJAFの訂正公示に基づく。他クラスの順位・タイム・車名は照合できていないため記載していない。