2026/8/18 / ダートトライアル / GRIDLINE 編集部

全日本ダートトライアルのサービス登録ガイド|サービス員・サービスカー・パドック配置

全日本ダートトライアルへチームで参加する場合、ドライバーと競技車両の申込だけで準備が終わるわけではない。2026年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則は、パドックサービス員と、パドックへ持ち込むサービスカーについて、競技参加申込と同時に登録するよう定めている。

一方、登録人数、料金、パスの受け渡し方、現地への入場時刻まで全国一律に定めた条文ではない。統一規則が固定する共通事項と、各大会の特別規則や公式通知で埋める事項を分けて確認する必要がある。

申込書を出す前に「人」と「車」を分けて整理する

サービス登録の対象は二つある。

  1. パドックサービス員
    パドックでチームの作業を担当する人。統一規則の共通書式では、競技参加者が競技参加申込と同時に登録する対象とされる。
  2. パドックへ持ち込むサービスカー
    競技車両とは別にパドックへ入れる支援用の車両。こちらも競技参加申込と同時の登録が必要になる。

この二つを一括して曖昧に扱わず、大会指定の申込様式でサービス員の情報とサービスカーの情報をそれぞれ確認したい。前年や別大会の様式ではなく、出場する大会が案内した当年の特別規則と提出書類を使うのが前提だ。

統一規則の「参加申込および参加費用」欄は、参加受付期間、申込先、参加料に加え、有料とする場合のパドックパス、駐車料、サービス員・サービスカー登録料などを各オーガナイザーが記載する共通様式になっている。つまり、登録が必要であることは共通でも、金額や具体的な受付条件は大会ごとに確認しなければならない。

サービス員も誓約文の署名者になる

同じ共通書式は、参加に際して国内競技規則4-15で定める誓約文へ、競技参加者、競技運転者、サービス員がそれぞれ署名するよう求めている。

サービス員の氏名を登録欄へ記入することと、必要な誓約へ本人が署名することは別の確認項目である。チーム代表者が人数だけを取りまとめれば足りるとは読まず、対象者ごとの署名欄と提出方法を大会の書類で確かめる。電子申込を採用する大会でも、署名をどの方法で成立させるかは個別案内に従う。

申込前の点検項目は次のようにまとめられる。

  • サービス員全員が大会指定の登録対象に含まれているか
  • パドックへ入れるサービスカーを登録したか
  • サービス員本人が必要な誓約へ署名したか
  • 登録料、駐車料、パドックパス代などの有無と支払方法を確認したか
  • 受付期間、送付先、提出方法を当該大会の特別規則で確認したか

登録車でも駐車場所は自由ではない

サービスカーを登録したことは、パドック内の任意の場所へ駐車できることを意味しない。統一規則は、登録済みのサービスカーを、パドック内でオーガナイザーが指定した駐車スペースへ置くよう明記している。

また、登録対象ではない車両積載車などについても、オーガナイザーが指定する駐車スペースへ置く。サービスカーと積載車を同じ区画へ置けるか、競技車両の隣へ何台入れられるかを統一規則だけから決めることはできない。会場到着後の自己判断ではなく、事前に示された区画と現地の誘導を優先する。

ここで重要なのは、登録の有無指定された置き場所を別々に確認することだ。登録済み車両にはパドック内の指定場所、登録以外の積載車等にはオーガナイザー指定の場所という区分が置かれている。申込時に車両を登録していても、指定外駐車が認められるわけではない。

当日は見取り図と公式通知で配置を確定する

統一規則の共通書式は、パドック、参加受付場所、車検場、競技会事務局、審査委員会室の位置を示した見取り図を、特別規則または公式通知で示すようオーガナイザーに求めている。サービスチームは、参加受理に関する案内とあわせて最新の見取り図を確認し、指定された入口、区画、受付場所を共有しておきたい。

現地運用を規則の範囲で組み立てるなら、次の順序になる。

  1. 参加受理書、特別規則、公式通知の最新版を確認する。
  2. サービス員の登録・署名と、サービスカーの登録内容を照合する。
  3. 会場見取り図でパドックと参加受付場所を確認する。
  4. 登録サービスカーと積載車等を、それぞれ指定された駐車場所へ移動する。
  5. 会場ではオーガナイザーや競技役員の案内に従う。

ゲートオープン時刻、受付手順、車両証やパスの掲示方法、1台分の区画寸法、追加車両の可否は、本統一規則では全国共通の数値や方法として示されていない。特定大会の運用を他大会へ一般化せず、出場戦の特別規則と公式通知を最終確認資料にする。

まとめ:同時登録、個別署名、指定場所の3点を切り分ける

全日本ダートトライアルのサービス準備では、パドックサービス員とサービスカーを参加申込と同時に登録する。サービス員は必要な誓約へそれぞれ署名し、登録したサービスカーはパドック内の指定駐車スペースへ置く。登録外の積載車等にも別途指定場所がある。

この共通ルールに、大会ごとの人数、料金、パス、時刻、配置を特別規則と公式通知から重ねれば、申込時の登録漏れと当日の置き場所の取り違えを分けて防げる。統一規則にない条件を推測で補わないことも、確実な参戦準備の一部である。

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