全日本ダートトライアル2026序盤総括|いなべ、タカタ、那須を経て見えるシリーズの輪郭
3大会で始まった全8戦のシリーズ
2026年の全日本ダートトライアル選手権は、JAF公式カレンダーによれば全8戦で構成される。開幕は3月21日〜22日の「トライアル 関西 in いなべ」で、会場はいなべモータースポーツランド。続く第2戦は4月11日〜12日の「KYUSHU SPRING TRIAL IN TAKATA」(テクニックステージタカタ)、第3戦は4月25日〜26日の「DIRT-TRIAL in NASU」(丸和オートランド那須)だった。
この3戦は、三重、広島、栃木と異なる地域・コースを巡る構成だ。開催地の移動そのものがシリーズの特徴であり、ファンが年間を追う入口にもなる。各戦の競技車両欄にはPN、N、SA、SAX、SC、AE、P、Dが掲げられている。
ポイント表から確認できる序盤の動き
JAFの2026年ポイント一覧では、PNE1クラスで小山健一が第1〜3戦を各20点、計60点としている。いりえもんは15点、15点、12点の計42点、太田智喜は10点、10点、8点の計28点。表に記載された数字は、序盤3戦を連続して得点した競技者の存在を示す。
選手権の得点基準は1位20点、2位15点、3位12点、4位10点、5位8点以下と定められている。順位の差がそのまま得点差になるため、序盤では完走・得点の継続性も重要になる。なお、この段落で触れたのはJAFポイント表のPNE1クラスのみであり、他クラスの順位や車名、タイムは確認できないため記載していない。
第4戦以降へどうつながるか
第3戦の後、シリーズはスナガワ、エビス、切谷内、いなべ、タカタへ進む。序盤の3大会は年間の最初の比較材料である一方、残る大会も多い。各クラスの決着を語るには、公式ポイント表と各戦の正式リザルトを併せて確認することが欠かせない。
実際、序盤の優位はそのまま年間の結論にはならない。記事公開時点のPNE1ポイント表では、第5戦までを終えて小山健一が80点、いりえもんが74点。序盤3戦で開いた18点差は、いりえもんが第4戦で20点を獲得したことにより6点差まで縮まっている。3戦を終えた時点の60対42という数字だけを見て年間を語れないことを、この推移が示している。
本稿の役割は、開幕からの流れを日程とクラス構成という確認可能な枠組みで押さえることにある。個別戦の勝者・タイム・車名は、全クラスの正式リザルトを照合できた段階で大会単位の記事として別途扱う。
情報源
本稿の日程・会場・競技車両欄は、JAFモータースポーツが公開する2026年全日本ダートトライアル選手権の公式カレンダーに基づく。PNE1の得点は同サイトのポイント一覧で2026年7月26日時点に表示されていた値である。他クラスの順位・タイム・車名は照合できていないため記載していない。