2026年FIA-F4鈴鹿 DUNLOPトレーニング結果|酒井龍太郎と鳥羽豊が総合首位
2026年FIA-F4選手権第7戦・第8戦の大会ページに、8月20日に鈴鹿サーキットで行われたDUNLOPトレーニングの公式結果が掲載された。2回のセッションを通じた総合結果では、チャンピオンクラスが酒井龍太郎、インディペンデントクラスが鳥羽豊の首位となった。
今回公表されたのは決勝結果ではなく、大会前のトレーニング結果である。第7戦・第8戦の勝者、スターティンググリッド、選手権ポイントを示す資料ではない。公式結果表に記載されたベストタイム、順位、周回数を基準に、予選前の走行状況として整理する。
チャンピオンクラスは上位5台が0.1秒以内
チャンピオンクラスの総合首位は、73号車の酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)だった。ベストタイムは2分08秒337。1回目のセッションで記録したタイムが総合ベストとして採用されている。
2番手は19号車Lu Yu De(ナビクル ATEAM Buzz Racing EIKO)で2分08秒391。酒井との差は0秒054だった。3番手は99号車の塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)で2分08秒404、首位との差は0秒067。4番手の白崎稜は2分08秒406で塩田から0秒002、5番手の鈴木悠太は2分08秒429だった。
公式総合結果表では、首位から5番手までが0秒092に収まる。10番手の五十嵐丈太郎まで広げても、酒井との差は0秒293である。鈴鹿のフルコース5,807mを使った走行で、上位のタイム差は小さい。
ただし、この差をそのまま予選順位の予測に置き換えることはできない。トレーニングでは、各車が同じ時点に同じ燃料搭載量、タイヤ状態、走行計画でアタックしたとは公式結果表から確認できない。ここで確定しているのは、8月20日の2セッションを通じた各車のベストタイムと、その比較順位までである。
2回目に自己ベストを更新した車両もある
チャンピオンクラスの総合上位では、酒井、Lu Yu De、塩田、白崎、鈴木悠太がいずれも1回目の記録を総合ベストとしている。一方、15番手の鈴木恵武は2回目に2分08秒880を記録し、1回目の2分08秒881を0秒001更新した。22番手の中井颯斗は2回目の2分09秒280が総合ベストとなっている。
公式表は各セッションのベストタイムと、そのタイムを記録した周回を併記している。単純な総合順位だけでなく、1回目と2回目のどちらで記録を伸ばしたかを確認できる構成だ。
エントリー欄は30台、スタート欄は29台と記録された。30台すべてがタイムを残したという意味ではないため、参加台数を扱う際には「エントリー」と「スタート」を分ける必要がある。
インディペンデントクラスは鳥羽豊が首位
インディペンデントクラスの総合首位は、18号車の鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)。ベストタイムは2分10秒435で、1回目の5周目に記録した。
2番手は55号車KENTARO(baum beauty clinic)で2分10秒571、首位との差は0秒136。3番手は5号車HIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)で2分10秒599だった。4番手の赤松昌一朗は2分10秒799、5番手のDRAGONは2分11秒061となっている。
このクラスでも、上位の多くは1回目に総合ベストを記録した。6番手の今田信宏は例外で、2回目に2分11秒201を記録。12番手のIKARI、18番手のMOTOTINO、19番手の大阪八郎、21番手のYUUGOも、公式表では2回目のタイムが総合ベストとして示されている。
インディペンデントクラスはエントリー21台、スタート21台。チャンピオンクラスと合わせると、公式総合結果表上のエントリーは51台、スタートは50台となる。これはDUNLOPトレーニングの記録であり、第7戦・第8戦の実出走台数が確定したという意味ではない。
両クラスの総合上位3台
公式総合結果を上位3台に絞ると、次のとおりとなる。
| クラス | 順位 | ドライバー | ベストタイム | 首位との差 |
|---|---|---|---|---|
| チャンピオン | 1 | 酒井龍太郎 | 2分08秒337 | — |
| チャンピオン | 2 | Lu Yu De | 2分08秒391 | 0秒054 |
| チャンピオン | 3 | 塩田惣一朗 | 2分08秒404 | 0秒067 |
| インディペンデント | 1 | 鳥羽豊 | 2分10秒435 | — |
| インディペンデント | 2 | KENTARO | 2分10秒571 | 0秒136 |
| インディペンデント | 3 | HIROBON | 2分10秒599 | 0秒164 |
クラスが異なるため、二つの結果表はそれぞれ独立して読む必要がある。酒井と鳥羽はいずれも自クラスの総合首位であり、両クラスを一つの正式順位へ統合した結果ではない。
次に確認すべき資料
大会の公式タイムテーブルでは、第7戦・第8戦の進行が別々に設定されている。今後は予選結果、各戦のスターティンググリッド、決勝結果、正式な選手権ポイントの順に資料が追加される可能性がある。情報が更新された場合は、大会ページに掲載された最新版の公式文書を優先したい。
DUNLOPトレーニングの結果から確認できるのは、鈴鹿で実際に走行した各車の8月20日時点のベストタイムである。勝者や決勝順位を先取りする資料ではない一方、予選を前に、どの車両がどのセッションでタイムを記録したかを確認できる最初の公式データとなった。