SFLもてぎ9月11日専有走行|FP3は鈴木斗輝哉、FP4は梅垣清が最速
2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権もてぎ大会の専有走行は、9月11日のFP3で鈴木斗輝哉、FP4で梅垣清がトップタイムを記録した。両セッションとも公式の路面表記はウェット。鈴木は午後も2番手に入り、梅垣との差は0.212秒だった。
ただし、11日午後の最速者と、2日間を通じた最速者は異なる。公式の「専有走行総合結果」は9月10〜11日の4セッションが対象で、エヴァン・ジルテールが初日に出した1分43秒318で首位となった。本稿では11日の走行と、この総合集計で確認できる点を扱う。予選順位や決勝成績を示す結果ではない。
FP3:雨の午前は鈴木が0.777秒差で首位
8時35分〜10時5分のFP3は、天候が雨、路面がウェット。鈴木は30周中27周目に1分57秒018を記録した。2番手のアクシャイ・ボーラまでが首位から1秒以内で、三井優介が3番手に続いた。
| FP3 | ドライバー | 最速タイム | 首位からの差 |
|---|---|---|---|
| 1 | 鈴木斗輝哉 | 1分57秒018 | — |
| 2 | アクシャイ・ボーラ | 1分57秒795 | 0.777秒 |
| 3 | 三井優介 | 1分58秒030 | 1.012秒 |
| 4 | 梅垣清 | 1分58秒080 | 1.062秒 |
| 5 | 熊谷憲太 | 1分58秒947 | 1.929秒 |
出走台数は11台。マスタークラスのKEN ALEX、清水康弘、DRAGONは名前が載る一方、順位とタイムの欄は空白だった。これをリタイアや失格と読み替える根拠は、同結果表にはない。
FP4:梅垣と鈴木が最終周に自己最速
午後のFP4は13時40分〜15時10分。天候表記は曇りとなったが、路面は引き続きウェットだった。梅垣が1分52秒721で首位、鈴木が1分52秒933で2番手。公式のLap欄はそれぞれ36/36、34/34で、ともに自身の最後の計測周にベストを残している。
| FP4 | ドライバー | 最速タイム | 首位からの差 |
|---|---|---|---|
| 1 | 梅垣清 | 1分52秒721 | — |
| 2 | 鈴木斗輝哉 | 1分52秒933 | 0.212秒 |
| 3 | エヴァン・ジルテール | 1分53秒290 | 0.569秒 |
| 4 | 新原光太郎 | 1分53秒601 | 0.880秒 |
| 5 | オスカー・ブルツ | 1分54秒394 | 1.673秒 |
午前2番手のボーラは午後8番手、午前3番手の三井は午後10番手だった。上の2表では公式のDelay欄を首位との差として掲載している。タイヤや燃料の条件は確認できないため、順位の変動をセットアップの成否に結び付けることはしない。
FP4は14台が出走。M表記の3人では清水が全体12番手の1分57秒139で最上位だった。
2日間総合は初日の記録が中心、清水はFP4で更新
総合表には15人のタイムが載り、上位はジルテール、ボーラ、梅垣、鈴木、新原の順。ここで使われている上位5人のベストは、いずれも10日の第1セッションの記録である。11日のFP4で梅垣が最速だったことと、総合でジルテールが首位だったことは矛盾しない。
総合表の各セッション欄を比べると、15人中14人の自己最速は第1セッションに残った。一方、清水は第2セッションの1分57秒216から、第4セッションの1分57秒139へ0.077秒短縮している。初日の順位表を繰り返すだけでは見えない、11日の更新点だ。
総合のマスタークラス最上位は全体13番手のKEN ALEX。清水がFP4では同クラス最上位でも、2日間総合のクラス最上位とはならない。11日の各回と10〜11日の総合を区別することが、この専有走行結果を読む要点となる。