2026/9/14 / ジュニアフォーミュラ / GRIDLINE 編集部

SFLもてぎ第18戦決勝結果|ジルテールが週末3連勝、ボーラは5秒加算も3位

9月13日午後、モビリティリゾートもてぎで2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第18戦決勝が行われた。エヴァン・ジルテールが14周を24分24秒207で走り、もてぎ大会の3レースをすべて制覇。最終結果は三井優介が2位、アクシャイ・ボーラが3位となった。第18戦公式結果公式レポート

表彰台を分けたのは、ボーラに科された5秒のタイムペナルティーだった。走行中の2番手から順位を一つ落としたものの、4位の卜部和久には加算後も0秒092先行。マスタークラスではKEN ALEXが勝利した。年間王者の人物像や来季の方針ではなく、この最終戦の順位がどう決まったかを追う。

スタート直後に三井が浮上、ジルテールは首位を維持

第18戦のグリッドは第16戦の結果をもとに決まり、最前列はジルテールとボーラ。新原光太郎と卜部が2列目、三井と鈴木斗輝哉が3列目から出た。午前の霧雨は止み、午後の路面はドライ。公式結果の天候もCloudy、路面もDryと記録されている。

発進時にボーラが首位へ迫ったが、ジルテールは先頭を譲らなかった。後方では新原が順位を下げる一方、卜部と三井が接触を伴う争いとなり、三井が3番手へ出た。鈴木もヘアピンで新原に並び、さらに後ろでは梅垣清、佐藤凜太郎、オスカー・ブルツ、熊谷憲太らが競り合った。接触の経緯は公式レポートの範囲にとどめ、操作ミスや責任の所在は推定しない。第18戦レポート

ジルテールは最後の14周目に1分43秒896を出し、レース最速を記録した。三井との最終的な差は5秒913。午前の第17戦で王座を決めた後も勝利を重ね、シーズン最後の決勝を締めくくった。

ボーラの5秒加算で三井が2位、3位争いは0.092秒差

公式レポートは3周目にボーラへの5秒加算が出たと伝える。結果表の裁定欄では、車番37について2026 SFL統一規則第31条17.の「反則スタート」を根拠とし、裁定時刻を15時27分と記載している。

ボーラの走行タイム24分29秒139に5秒が加わり、結果表の総合タイムは24分34秒139となった。三井の24分30秒120より遅いため2位を失ったが、卜部の24分34秒231は上回った。3位と4位の0秒092差は、コース上でその間隔を保ってチェッカーを受けたという意味ではなく、ペナルティー適用後の記録差である。第18戦結果・裁定欄

三井は公式コメントで、無線を通じてペナルティーの状況を把握していたが、自力でボーラを抜きたかったと振り返った。ボーラも早い段階で状況を知り、後続との差を確保しようと走り続けたと説明している。裁定を知っていた両者の狙いと、実際に記録された順位を分けて読む場面だ。第18戦上位ドライバーコメント

卜部の後ろは鈴木が5位、新原が6位。梅垣、佐藤、ブルツ、熊谷、岡本大地が7〜11位に並んだ。公式レポートは、この第18戦の結果でTOM’Sがチームタイトルを獲得したと発表している。

第18戦の全14台リザルト

以下は公式ページに掲載された順位と記録。総合タイムは裁定適用後の値を採り、ボーラへ5秒を二重加算していない。車名欄はチーム名へ置き換えず、そのまま掲載する。

順位車番クラスドライバー車名周回総合タイム首位との差前車との差ベストタイム
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX1424’24.2071’43.896
23三井優介DELiGHTWORKS1424’30.1205.9135.9131’44.238
337アクシャイ・ボーラレクサス松山城北 TOM’S SFL1424’34.1399.9324.0191’44.355
42卜部和久DELiGHTWORKS1424’34.23110.0240.0921’44.343
538鈴木斗輝哉モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL1424’36.66812.4612.4371’44.675
650新原光太郎HFDP WITH B-MAX RACING1424’37.36213.1550.6941’44.730
735梅垣清モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL1424’38.26014.0530.8981’44.586
826佐藤凜太郎B-MAX ENGINEERING 3241424’42.00317.7963.7431’44.888
936オスカー・ブルツレクサス松山城北 TOM’S TGR-DC SFL1424’42.63718.4300.6341’44.746
1060熊谷憲太LMcorsa OTG 3201424’43.95319.7461.3161’44.843
1151岡本大地Buzz Racing1424’45.92521.7181.9721’45.109
126MKEN ALEXBUZZ RACING1425’09.93845.73124.0131’46.934
138M清水康弘ART TASTE RACING 3241425’13.65249.4453.7141’46.727
1430MDRAGONB-MAX ENGINEERING 3241425’42.2521’18.04528.6001’46.933

首位との差は公式Gap欄、前車との差はInt.欄に対応する。差は秒、1分以上は分と秒の表記を残した。「‘」は分の区切り、Mはマスタークラス、「—」は空欄を示す。日本人名の姓と名の間の空白は詰めている。第18戦決勝結果

台数注記の確認待ち(2026年9月14日): 公式表の1〜14位はすべて14周で、14位の後に完走の区切りがある。規定周回数は12周。一方、末尾の集計には参加14台、出走14台に続いて完走12台と書かれており、同じページ内で一致しない。ここでは各行の記録を採用し、完走台数の集計値は未確認として扱う。

また、公式レポートの決勝枠は15時20分だが、結果表のStart Timeは15時23分01秒、Finish Timeは15時47分25秒。予定枠と計時記録は区別している。

マスターはKEN ALEXが9勝目、クラス最速は清水

マスターの3台は総合12〜14位。KEN ALEXが清水康弘を3秒714上回り、DRAGONがクラス3位となった。公式レポートによると、KEN ALEXが発進から前へ出て、清水、DRAGONが続いた。DRAGONは途中で大きく遅れた後、コースへ復帰している。その原因は本稿では補わない。

KEN ALEXは公式コメントで、この決勝のスタートを今季で最も良かったと評価し、後方の争いの間に差を作れたと述べた。レポートが伝えるシーズンの勝利数は9。すでにクラス王者となっていた一年を、最終戦の勝利で終えた。レポートKEN ALEXのコメント

一方、クラスのファステストラップは勝者ではなく清水で、12周目の1分46秒727。総合タイムで勝った選手と1周の最速を残した選手は異なる。マスターの決勝結果も、順位とベストタイムを別々に確認できる一戦となった。公式結果・Fastest Lap欄

出典