2026/9/13 / ジュニアフォーミュラ / GRIDLINE 編集部

SFLもてぎ第16戦決勝結果|ジルテールが今季4勝目、ボーラと新原が表彰台

9月12日、モビリティリゾートもてぎで開催された2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦決勝は、エヴァン・ジルテールがポールポジションから優勝した。19周の総合タイムは33分02秒194。アクシャイ・ボーラが8秒988差で2位、新原光太郎が10秒194差で3位となった。

ジルテールの勝利は第6戦オートポリス以来、今季4勝目。曇天のドライコースで行われた決勝では、首位が後続を引き離す一方、4位争いやマスタークラスには別の接戦があった。参加した14台は全車完走。マスタークラスではKEN ALEXが今季8勝目を挙げた。SFL公式決勝レポート

ジルテールが先行、5周目に最速ラップ

ジルテールとボーラはスタートで先頭の2つの位置を守った。その後ろでは鈴木斗輝哉が新原に挑んだが、序盤のコーナーでの攻防を経て卜部和久と三井優介が鈴木の前へ出た。上位はジルテール、ボーラ、新原、卜部、三井、鈴木の順となった。

先頭のジルテールは5周目に1分43秒852を記録。これがレース全体のファステストラップとなり、ボーラとの間隔を広げていった。最終的に2位との差は約9秒に達し、後続の争いから距離を置いて19周を走り切った。

ボーラには後半、新原が接近したものの、2位と3位は入れ替わらなかった。チェッカー時の両者の差は1秒206。ボーラは今季3回目の2位、新原は第13戦以来の表彰台を獲得した。首位からの差だけでなく、この2台の間隔を見ると、優勝争いとは異なる近さで2位争いが終わったことが分かる。SFL公式決勝レポート

卜部が4位を確保、三井との差は0秒394

表彰台の後方では、卜部が三井を0秒394抑えて4位に入った。6位の鈴木は三井から0秒932差。4位から6位までの総合タイム差は1秒326で、序盤にできたこの3台の順位は最後まで維持された。

7位は佐藤凜太郎、8位は梅垣清。梅垣は6番手からのスタートで後退し、1周目を8番手で終えた後、その順位でフィニッシュした。佐藤と梅垣の最終差は0秒517だった。岡本大地、熊谷憲太、オスカー・ブルツが9〜11位と続いた。

公式結果の記録時刻はスタートが15時18分10秒、フィニッシュが15時51分12秒。大会日程やレポートにある15時15分の決勝枠とは区別し、実際の記録は結果表の時刻に従う。第16戦公式決勝結果

第16戦決勝・全14台の正式結果

下表は公式結果の全行を掲載したもの。車名はエントラントのチーム名とは区別し、結果表のCar Nameを採用した。

順位車番クラスドライバー車名周回総合タイム前車との差首位との差ベストタイム
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX1933’02.1941’43.852
237アクシャイ・ボーラレクサス松山城北 TOM’S SFL1933’11.1828.9888.9881’44.318
350新原光太郎HFDP WITH B-MAX RACING1933’12.3881.20610.1941’44.330
42卜部和久DELiGHTWORKS1933’22.0179.62919.8231’44.722
53三井優介DELiGHTWORKS1933’22.4110.39420.2171’44.534
638鈴木斗輝哉モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL1933’23.3430.93221.1491’44.587
726佐藤凜太郎B-MAX ENGINEERING 3241933’25.4442.10123.2501’44.916
835梅垣清モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL1933’25.9610.51723.7671’44.936
951岡本大地Buzz Racing1933’27.2631.30225.0691’44.744
1060熊谷憲太LMcorsa OTG 3201933’28.9611.69826.7671’44.775
1136オスカー・ブルツレクサス松山城北 TOM’S TGR-DC SFL1933’30.2151.25428.0211’44.829
126MKEN ALEXBUZZ RACING1933’58.49428.27956.3001’46.554
138M清水康弘ART TASTE RACING 3241934’02.5214.0271’00.3271’46.315
1430MDRAGONB-MAX ENGINEERING 3241833’07.2021Lap1Lap1’47.047

前車との差は公式のGap、首位との差はInt.に対応する。差は秒単位で、1’00.327は1分00秒327、1Lapは1周差。「—」は公式で空欄の箇所。Mはマスタークラスを表す。第16戦公式決勝結果

完走の規定周回数は17周。DRAGONは18周で1周遅れとなったが、完走扱いでありリタイアではない。公式の参加・出走・完走台数はいずれも14台で、13位までが19周、14位が18周という分類になっている。

マスタークラスはKEN ALEX、最速ラップは清水

マスタークラスを制したKEN ALEXは総合12位、清水康弘は総合13位でクラス2位だった。2台はともに19周を完走し、総合タイムの差は4秒027。クラス3位のDRAGONは1周目にS字の立ち上がりでコースアウトし、復帰後は1周遅れでレースを終えた。コースアウトの原因や車両状態については推測を加えない。

一方、クラスのファステストラップは清水の1分46秒315で、19周中17周目に記録された。KEN ALEXのベストは1分46秒554。レース全体を通した着順ではKEN ALEXが上回ったが、最も速い1周は清水という結果だった。総合順位、クラス順位、最速ラップの記録を分けて読む必要がある。第16戦公式決勝結果

本稿の集計対象は9月12日の第16戦決勝のみ。第16・17戦の予選結果は別稿で扱い、9月13日の第17・18戦決勝結果や最終的な王座の行方を先取りしない。

出典