SFL 2026 SUGO第13・14戦予選結果|鈴木斗輝哉がダブルポール
2026年8月29日、スポーツランドSUGOで全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦、第14戦の公式予選が行われた。雨のため完全なウエットコンディションとなった2回の10分間セッションで、鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL)がいずれも最速。第13戦は1分24秒828、第14戦は1分25秒685を記録し、2戦連続のポールポジションを獲得した。
本稿は大会公式ページ、公式予選リザルト、第13戦公式レポートを照合し、第13戦と第14戦の上位、タイム差、決勝グリッドにつながる予選順位を整理する。公式資料で確認できない推測やセットアップ評価は加えていない。
第13戦は鈴木斗輝哉が1分24秒828で初ポール
午前10時から10分間で実施された第13戦公式予選は、鈴木が3周目に記録した1分24秒828で首位となった。公式レポートは、鈴木にとってこれが自身初のポールポジションだったと伝えている。金曜日の専有走行2回目でトップだったエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が1分25秒023で2番手。鈴木との差は0秒195だった。
3番手は梅垣清(モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL)で1分25秒028。ジルテールとの差はわずか0秒005、ポールタイムからは0秒200だった。4番手の新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)は1分25秒335、5番手の三井優介(DELiGHTWORKS)は1分25秒542、6番手のアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北 TOM’S SFL)は1分25秒814と続いた。
| 順位 | No. | ドライバー | 車名 | ベストタイム | ポールとの差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 38 | 鈴木斗輝哉 | モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL | 1分24秒828 | — |
| 2 | 1 | エヴァン・ジルテール | ART Grand Prix with B-MAX | 1分25秒023 | 0秒195 |
| 3 | 35 | 梅垣清 | モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL | 1分25秒028 | 0秒200 |
| 4 | 50 | 新原光太郎 | HFDP WITH B-MAX RACING | 1分25秒335 | 0秒507 |
| 5 | 3 | 三井優介 | DELiGHTWORKS | 1分25秒542 | 0秒714 |
| 6 | 37 | アクシャイ・ボーラ | レクサス松山城北 TOM’S SFL | 1分25秒814 | 0秒986 |
第14戦も鈴木が首位、梅垣とボーラが続く
午前10時20分からの第14戦公式予選でも鈴木がトップに立った。6周目の1分25秒685が最速タイム。梅垣は5周目に1分25秒957を記録し、0秒272差の2番手につけた。ボーラは6周目の1分26秒158で3番手となり、鈴木との差は0秒473だった。
新原は1分26秒451で4番手、三井は1分26秒698で5番手、オスカー・ブルツ(レクサス松山城北 TOM’S TGR-DC SFL)は1分26秒764で6番手。第13戦で2番手だったジルテールは1分26秒797で7番手となった。第13戦と比べると2列目以降の顔ぶれと順番が変わり、特に梅垣とボーラが第14戦の上位グリッドへ前進した。
| 順位 | No. | ドライバー | 車名 | ベストタイム | ポールとの差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 38 | 鈴木斗輝哉 | モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL | 1分25秒685 | — |
| 2 | 35 | 梅垣清 | モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL | 1分25秒957 | 0秒272 |
| 3 | 37 | アクシャイ・ボーラ | レクサス松山城北 TOM’S SFL | 1分26秒158 | 0秒473 |
| 4 | 50 | 新原光太郎 | HFDP WITH B-MAX RACING | 1分26秒451 | 0秒766 |
| 5 | 3 | 三井優介 | DELiGHTWORKS | 1分26秒698 | 1秒013 |
| 6 | 36 | オスカー・ブルツ | レクサス松山城北 TOM’S TGR-DC SFL | 1分26秒764 | 1秒079 |
2回の予選順位がそれぞれの決勝グリッドへ
大会公式タイムスケジュールでは、第13戦公式予選を10時00分から10時10分、第14戦公式予選を10時20分から10時30分に設定。第13戦決勝は同日14時40分から26周、第14戦決勝は翌30日11時20分から19周と案内されている。したがって第13戦の予選順位は第13戦、第14戦の予選順位は第14戦のスタート順を組み立てる結果として読む必要がある。
鈴木は両セッションで首位のため、第13戦と第14戦の双方で先頭グリッドを得た。第13戦はジルテールがフロントロー、第14戦は梅垣がフロントロー。2列目は第13戦が梅垣と新原、第14戦がボーラと新原という並びになる。公式第13戦レポートでも、決勝は予選1番手の鈴木、2番手のジルテール、3番手の梅垣、4番手の新原という順でスタートしたことが確認できる。
13戦は0秒200に3台、第14戦は上位差が拡大
第13戦は鈴木、ジルテール、梅垣の上位3台が0秒200以内に入った。特に2番手と3番手は0秒005差である。一方、第14戦は2番手梅垣が0秒272差、3番手ボーラが0秒473差となり、第13戦より上位の間隔が広がった。どちらも同じ日のウエット予選だが、リザルト上の差の形は同一ではない。
また鈴木のベストラップは、第13戦では全6周中3周目、第14戦では全6周中6周目に記録されている。これは公式表の周回欄で確認できる事実であり、路面変化やドライバーの狙いを独自に断定する材料にはしない。確定しているのは、鈴木が異なるタイミングで最速値を残し、2セッションとも順位表の最上段に立ったことだ。
予選通過基準とマスタークラスの記録
第13戦の公式表には110%基準として1分33秒311、第14戦には1分34秒527が示されている。第13戦は13台がタイムを記録して基準内に入り、今田信宏(JMS RACING TEAM)は「計測出来ず」と掲載された。第14戦は14台すべてにタイムが掲載され、今田は1分30秒400で13番手、DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)は1分31秒500で14番手だった。
マスタークラスでは、第13戦はKEN ALEX(BUZZ RACING)が1分28秒259でクラス最上位、第14戦は清水康弘(ART TASTE RACING 324)が1分28秒840でクラス最上位となった。本稿では公式予選表に記載されたタイムと順位までを扱い、計測できなかった理由や、その後の出走可否に関する個別裁定は公式資料で確認できないため補完しない。
SUGO予選で確定したこと
SUGO大会の公式予選で最も明確な結論は、鈴木が第13戦と第14戦の両方でポールポジションを獲得したことだ。第13戦はジルテールと梅垣が続き、第14戦は梅垣とボーラが続いた。上位のタイム、差、各決勝へつながる予選順位は公式リザルトと公式レポートで一致している。
なお、第15戦には個別の公式予選セッションがタイムスケジュール上設定されていない。本稿は依頼対象どおり第13戦・第14戦の公式予選結果に限定し、第15戦のグリッド決定方法、決勝結果、選手権ポイントは扱わない。