2026年 第7戦決勝 太田格之進が富士3連戦を締める今季4勝目
2026年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦決勝が7月19日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が優勝した。2位はイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、3位は牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。富士3連戦の締めくくりであり、同日午前に第3戦代替決勝も消化した異例の日程の最後を制したのは、シリーズ前半を引っ張ってきた太田だった。公式記録の優勝タイムは1時間5分32秒478。41周・最大75分の通常フォーマットを走り切り、今季4勝目を積み上げた。
第7戦は午後3時35分開始予定、公式記録では曇り、路面はドライ。前日第6戦を制し、公式スタンディング上も73ポイントで首位に立っていた太田にとっては、朝の代替第3戦で8位に終わった流れを断ち切りたい一戦だった。その太田が午後の決勝できっちり勝ち切ったことは、タイトル争いの主導権を握るうえでも大きい。対するフラガは朝の第3戦代替決勝を制した勢いを午後にも持ち込み、4秒984差の2位でフィニッシュ。午前と午後の2レースを通じて最も強い存在感を示したひとりとなった。
正式結果では、太田に続いたフラガの後方に牧野が6秒577差で入り、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGが1位と3位を確保した。4位は坪井翔、5位は岩佐歩夢、6位は野尻智紀、7位は大湯都史樹、8位は福住仁嶺。トップ8だけを見ても、朝の第3戦代替決勝と午後の第7戦とで勢力図が大きく入れ替わったことが分かる。第6戦までの富士週末で優勝した太田、朝の第3戦を制したフラガ、そして午後も表彰台を確保した牧野が、日曜日の決勝2本で結果をそろえた格好だ。
ラップデータでも終盤の攻防の濃さがうかがえる。ベストラップは3位牧野が最終41周目に記録した1分24秒717で、最後までプッシュを続けていたことを示した。太田のベストは32周目の1分24秒980、2位フラガは27周目の1分25秒107。優勝車だけが速かったのではなく、表彰台圏の3台がそれぞれ異なる局面でペースを刻みながら41周をまとめ上げたことが、このレースの僅差のリザルトにつながっている。シリーズ上位では岩佐が5位、野尻が6位にとどまり、上位陣の加点は分散した。3本の決勝が組み込まれた富士大会を最後に締めたのは、やはりランキングリーダーの底力だった。
出典
- SUPER FORMULA富士大会ページ: https://superformula.net/sf3/race/24425/
- 公式ドライバーズスタンディング: https://superformula.net/sf3/driver_taxonomy/2026/?standings=
- 第7戦決勝 正式結果(autosport web): https://www.as-web.jp/super-formula/1335848
- 第7戦決勝 レポート(autosport web): https://www.as-web.jp/super-formula/1335892
- 第7戦終了後ポイントランキング(autosport web): https://www.as-web.jp/super-formula/1335916